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ファンタシースターオンライン2(旧PSO2)およびファンタシースターオンライン2:ニュージェネシス(NGS)では、旧PSO2仕様の旧モデル、NGS仕様の新モデルという二種類のモデルが作成できる。

しかし、そのモデル作成はキャラクタークリエイトの段階で明確に項目分けされているわけではなく、また旧仕様モデルであっても旧PSO2とNGSの両方のゲームで使用可能、NGS仕様のモデルであっても旧PSO2とNGSの両方のゲームで使用可能であり、NGS仕様のモデルで旧PSO2に戻ると旧仕様モデルになるというようなシステムではない。

更に顔と身体をそれぞれを別仕様にする事もできるため、現状では非常に混乱しやすい要素になっている。

このページでは混乱しやすい要素や情報をまとめている。

※情報ミス、アップデートによるシステムや仕様の変化などは判明次第、更新する予定。
※画像はPC版のクリエイト可能なベンチマークソフト。


◎顔のNGS仕様・旧仕様の切り替わり
キャラクター作成時、クリエイトモードに入った直後の初期状態では、顔、身体ともにNGS仕様だが、顔は「頭部の編集>顔>顔バリエーションの選択」でアイコンの背景が暗く髪パーツがついたものを選ぶと、その時点で旧PSO2仕様になり、アイコンの背景が白く明るい髪パーツのついていないものを選ぶとNGS仕様になる。

画面のどこかに「NGS仕様」「PSO2仕様」などと表示されるようなことは無く、選んだ時点で変わっている。

顔はどちらの仕様であっても男女の明確な指定は無く、最初に選んだ種族・体型タイプにかかわらず、男性向けの顔も女性向けの顔もすべて選ぶことができる。

解説用画像1NGS仕様(背景白・髪無しアイコン)
解説用画像2旧PSO2仕様(背景暗・髪ありアイコン)

▼顔のNGS仕様・旧仕様の違い

瞳やまゆ、まつげ、メイクやフェイスペイントなどのパーツは、顔パーツをNGS仕様にした時と旧仕様にした時で、それぞれ選択できるものが違う。

顔バリエーションや他のパーツのバリエーションを見ると旧仕様の方が多彩に見えるが、旧仕様では多くの詳細設定項目(瞳の大きさや左右位置、目じりの上下、歯や舌、表情カスタムなど)が変更できず、また耳や角、キャストパーツなどは顔バリエーションに付属する形で固定となるため、それらを自由設定できるNGS仕様よりも実際のクリエイト自由度は低くなる。

瞳やまゆ、まつげやメイクなどはアイテム課金要素のひとつであり、かつ完全ゲーム内通貨である「メセタ」や「N-メセタ」を使うことで非課金者も入手するチャンスがあるため、恐らくこれ以上パーツが追加される事は無い旧仕様を使うメリットは少ないと考えられる。

▼髪型の違い
髪型にもNGS仕様・旧仕様の違いはあるが、髪型だけは顔の仕様に関係なく全てのものが使用できる。

旧仕様のものはヘアスタイルの調整の項目が使えず、髪の質感もやや劣るが、極端に違和感の出るものでもなく、髪のカラー以外はいつでも無料で自由に変更できるため、好みで選んで問題ない。


◎身体のNGS仕様・旧仕様の切り替わり
身体の仕様は「ファッションの編集>レイヤリングウェア>ベースウェア・セットウェアの選択」もしくは「キャストパーツ」や「コスチューム」で切り替わる。

ベースウェア・セットウェアの選択およびキャストパーツでは、顔と同様に背景の暗いアイコンが旧仕様、背景の白いアイコンがNGS仕様となる。

ベースウェア・セットウェアは、男性型の背景白アイコンの男性服を選べばNGS仕様・男性型の身体、女性服を選べばNGS仕様・女性型の身体、旧仕様の背景暗アイコンの男性服を選べば旧仕様・男性型、女性服で旧仕様・女性型となる。

コスチュームは、初期状態で選べるものは全て旧仕様であるため、旧仕様の男性型か女性型に切り替わる。初期状態では、旧仕様のベースウェアはインナーのような見た目のものしか無いため、旧仕様を選ぶのは主にコスチュームを使う場合になる。

解説用画像3NGS仕様(背景白アイコン・男性服)
解説用画像4NGS仕様(背景白アイコン・女性服)
解説用画像5旧PSO2仕様(背景暗アイコン・男性服)
解説用画像6旧PSO2仕様(背景暗アイコン・女性服)

キャストパーツはボディパーツによって切り替わり、やはり新旧男女4タイプのキャスト系(ロボット型)の身体に変化する。

解説用画像7NGS仕様(背景白アイコン・キャスト男性型)
解説用画像8NGS仕様(背景白アイコン・キャスト女性型) 
解説用画像9旧PSO2仕様(背景暗アイコン・キャスト男性型)
解説用画像10旧PSO2仕様(背景暗アイコン・キャスト女性型)

なお、旧仕様からNGS仕様への変更に限り「身体の編集>体型タイプ選択」でも切り替わる。

▼身体のNGS仕様・旧仕様の違い
顔同様、NGS仕様は旧仕様に比べて個別設定できる項目が多く(肩のボリュームやふともも、ふくらはぎ、手足の大きさなど)クリエイトの自由度が高い。

ボディペイントはNGS仕様、旧仕様でそれぞれ選択できるものが違う。

また、NGS仕様は大きな特徴として「指が個別に動く」ことが売りであるため、一部ロビーアクション(エモートやジェスチャーと呼ばれる類の感情表現モーション)の中には、NGS仕様でなければ意図したモーションにならないものもある。

ただNGS仕様は旧仕様に比べて服装の種類が少ないため、旧仕様も豊富な服装を使えるというメリットはある。

▼アクセサリー
アクセサリーもNGS仕様・旧仕様の区別はあるが、クオリティに若干の違いがあるものの大差ではなく、またどちらの仕様であっても、どんなタイプの身体でも(旧仕様の着ぐるみなどの一部の服装を除く)使うことができる。

初期選択可能なものも含めて所持しているアクセサリーパーツの設定・調整は無料であるため、好きなものを自由に使って問題ない。


◎キャラクタークリエイトの修正
ゲームが始まった後、プレイヤーはいつでも「エステ」に行けばクリエイトをやり直せるが、顔つきや体つき、髪のカラーなど、多くの項目は変更するために「エステ無料パス」か半有料の通貨であるSG(ログインボーナスやNGSのフィールドの赤箱などでも時々貰えるが購入も可能)を使う必要がある。

エステ無料パスはログインボーナスなどでそれなりに貰えるものだが消耗品には違いなく、また旧仕様からNGS仕様への変更にもこれらは必要になるため、新規で始める場合にはNGS仕様での作成が推奨。(ただしキャラクターの初作成から数時間は、無料で修正/変更を行う事ができる)


2021/6/9 掲載